2008年12月26日

サビアン占星術研究の良書 - オンリー・イエスタデイ

私はサビアン占星術という、ちょっと特殊な西洋占星術に興味があり、

実際の鑑定でも使用していますが、このサビアン占星術というのは、

実は、1925年に成立したものです。

これは四千年以上とも言われる占星術の歴史においては、

比較的新しい時代に開発されたといわざるを得ません。


黄道360度のそれぞれの度数に意味があり、それを解読するという考え方は、

昔からもあったようですが、360度全てにシンボルを与えるという、

このサビアン占星術の手法は極めて斬新な試みであったと思います。


ただ、残念なことにここで使われているシンボルが、

既に現在にマッチしていない、時代遅れのものになっている…

そういう可能性を否定できない現状があります。

(同じことが、タロットにも言えます。タロットに登場するシンボル、

魔術師、女教皇、皇帝、隠者など、どれをとっても現代、

特に東洋日本においては、なかなかお目にかからない象徴ばかり。)


ですが、それを時代遅れだからといって切り捨てるには、

あまりにも惜しいのが、サビアン占星術のシステムであることも、事実。

実際の鑑定現場などでも、よく使用しますし、実際のところ役に立つ。


そこで我々占星術を研究する者にできることといえば、ひとつ。

その時代の趨勢をふりかえりつつ、シンボルに登場するシンボルを、

現代の言葉に再解釈すること…

ここが重要なポイントになってくると思うのですが、

それに最適な文献を発見しました。


オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ (ちくま文庫)


この本は、1920年代のアメリカの状況が当時そのままに描写された、

良書です。

最初私は、現代アメリカと大恐慌当時のアメリカを比較するための、

研究材料として、この本を手にとったのですが、読みすすめていくうちに、

当時の状況があまりにも正確に描かれていることから、

サビアンの世界観を勉強するために役にたつことを思い立ちました。


サビアン占星術研究家には、おすすめの一冊です☆

(おまけに世界の研究にもなるので、一石二鳥。)
posted by Mikura at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 三蔵文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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