2009年12月02日

ハルマゲドンと地雷復

あまりにも天気が良いので昼食を終えた後、

庭に出て易経を読んでおりました。

今日は風がないのでもうポカポカの陽だまり。

空は青くて、雲が雄大に流れていきます。

幸せだぁ〜…と油断していたところ。。。


「こんにちは〜。」

と、ニコニコした60過ぎくらいのおじさま&おばさまが、

話しかけてきました。

私も気持ちよかったもので、上機嫌で返します。。。

「気持ちよい天気ですね、読書ですか?」

みたいな話から世間話を始めてきたので、

「この人たちはナンだろう?」

とは思っていたものの、話を続けていると。。。

「実は、今聖書の一文を…」みたいな話になってきました。



口から出たのは「終末の日」。

二人一組での宣教活動、ハルマゲドンを引き合いにだす。

エホバですね(笑)

今や世も末、連続する凶悪殺人、大不況の波。

全ては「終末の日」の…みたいな感じで続けてます。


「こんな世の中を貴方はどう思いますか??」

最後にそう聞かれてきました。

私はちょうど、易経の「山地剥」「地雷復」のところを読んでました。

これは破れたものは、また必ず返る。

日は落ちて、また昇る。終わらぬ冬はなく、また春は来る。

という意味の部分なのですが(笑)


そこで。

「何とかなるんじゃないですか?

凶悪殺人は今に始まったことでもないですし、私達の生活も、

第二次世界大戦のときとかと比べたら、随分マシでしょうし。

また良い時代が来るのをノンビリ待ってますよ。」

と、ニコニコ顔で言うと。

おじ様はちょっとピクッとして、

「それではこの冊子を読んでください。」

と、小冊子を残して立ち去っていきました。



チラッとその冊子をめくって開いたちょうどそのページには…

「クリスチャンは、迷信や目に見えない力に頼るべきでなく、

心をつくして神のみに頼め…」

易とその冊子を見比べて、ギョッとした私。



ですがすぐに、思い直す。。。

果たして聖書でいう神は、

迷信でも目に見えない力でもないのか…と。

これって、結局、何を信じるかどうか…って究極そこに行き着く。

全ては信じる人たちの、好き好きなんだって分かる。


占いなんてのも、実は「考え方」だったりする。

先ほどの、易の「山地剥・地雷復」の話もそうだし、

西洋占星術における人間の幸せの12の方向性とか、

人の意識から無意識にいたるまでの10の機能とか、

人生の勢いの波にのるための、周期を読み解く方法とか。。。

そういったものを駆使してどう生きるか…ってことだから。


聖書の「終末の日」を読んでハルマゲドンが来るから大変だ、

もっと心を清く美しく保たなければ…と考えるもの、

それでその人が幸せならば、良いわけです。


そういう意味では、占いは現世志向が強いかもしれません。

男女関係や仕事でいかにうまくいくかなどの現実問題を、

先ほどにあげたような方法論でもって活用するわけだから。

だから私は占いをスーパーパワーだなんて言いたくない。

あくまでも道具でいいじゃないですか。って思う。

考え方を使いこなすのは、他でもない自分自身なんだから。


な〜んてことを考えさせられた昼下がりの一件でした。
この記事へのコメント
なるほどね、ハルマゲドンに剥と復でしたか。仮にハルマゲドンが起こるとしても地球がなくなるわけじゃあるまいしね・・・。別にキリスト教は嫌いでもないんですけど…イエスさまとかいう方もクリスチャンも徹底的に人間中心の世界観のような気がします。易経は前から「宇宙観」だな〜と思ってます。・・・ところでYouTube拝見しました。すごい!こんなことしている人がいるとは!驚きでした。
Posted by kanae Taro at 2009年12月12日 10:05
kanae Taroさん

コメント、ありがとうございます。

易経は陰陽二元論から、八卦に分かれて、さらにそれが…64、386、、、みたいな感じなので、キリスト教的一元論とは対極の考え方ですよね。どちらも人類に必要な考えだったから、今このように存在し続けているんでしょうけど。。。

YouTube、御視聴ありがとうございます。マニアックすぎて、なかなか一般受けはしないみたいです(笑

Posted by Mikura at 2009年12月14日 00:14
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