2006年06月12日

セカンド・ルネサンス - ミレニアムのダヴィンチ

映画ダヴィンチコード、見ましたよ。

(ネタバレ注意!!)

世界中の販売部数が4900万部突破したということだったので、

一体どんなストーリーなのだと思っていたら…

これは、スゴイ内容ですね。

私がこの映画から受け取ったメッセージをズバリ答えると、

「(真の)女性時代の到来」。

キリスト教世界の第二の宗教改革、とも言えるインパクト。

この物語を世界中が支持しているというところに、私は人類の

意識の大きな変動を感じずにはいられませんでした。

(どこから本当でどこまでがフィクションなのか分からなくなって

しまったというのが、本音ですけど。)


当ストーリーの主人公はシンボル解釈の権威「ロバート・ラングドン」。

この設定にはとてもユング思想のにおいがしました。

ユング心理学では、シンボルが人間の深層心理を繋ぐものとして、

重要視されています。そしてその思想は極めて異教的であります。

(あくまでキリスト教的視点から見て…の話ですが)

キリスト教世界でいうところの「教会」の教えを絶対視しておらず、

むしろ古いキリスト教の歴史の中で、かき消されてきた女性の

重要性や、錬金術・占星術などの秘教を真実であるとする趣が

ある思想。

そんなユングを思わせるシンボル研究家が主人公であるという

ところを見ても、冒涜的(反キリスト教的)なにおいがするのです。


そのようなシンボル研究家が暴く数々の真実。

教会がその権威を守り通すために続けてきた「欺瞞」を告発し、

真実を明るみに出そうとするヒーロー物語。

カッコイイですね〜、占星術マニアの私にはシビれます。

無意味で、裏に石油戦争のにおいすら漂わせる宗教(中東)戦争に

うんざりした世界中の人々が、ダヴィンチ・コードを支持するのは

必然の流れすらも感じさせます。

「古いキリスト教時代の流れをここで変えたい」という意思が

世界中に流れているのかもしれません。

そんな世界の環境がハリウッドのプロパガンダ的機能と相まって

この大ブレイクにつながったのでしょうか。

空想はどんどん広がっていきます^^


レオナルド・ダ・ヴィンチが、

暗黒の中世に光を灯したルネサンスの中心だったのとおなじように。

この作品も21世紀というミレニアムの境界に大きな気づきを

もたらした『光』なのかもしれません。

原作のダン・ブラウン氏の知的レベルのすごさが伺えます(文庫本も購入しますよ)。


【一番感動した場面】

ジャック・ソニエール館長が残したメッセージに二重のメッセージ

が隠されていたことが分かる最後のシーン。ユング心理学の中核

『シンクロニシティ』そのものを表しているようで、

さすがにあの場面では鳥肌が立ちました。





posted by Mikura at 12:24| Comment(0) | TrackBack(1) | 三蔵文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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