結婚線とは小指の丁度下あたりに手のひらの外側から切れ込む1〜2センチくらいの線で、これは結婚の相を表している。ここでよく誤解されがちなのが、その結婚線の数に応じた結婚歴を持つという誤解だ。例えば、結婚線が3本あると結婚を三度するといったように…。結論から言うとそんな事はありえない。
実際今まで見た中にも、結婚線が3本ある人でも唯一のパートナーと幸せに暮らしているという例は多々ある。逆に1本しかないのに、二度目の結婚を迎えた人もいる。手相はあくまで可能性であり、いつも言うように自分の人生は自分で選択できるものだ。コントロールさえしっかりできていればいくら結婚線の数が多くても、多婚の必然性はそこにはない。
それでは結婚線とは一体何なのだろうか。
私はこの線の数を「本人から見える、今生で出会うソウルメイト候補者の数」と定義している。そしてその線の状態でそれぞれの関係性を占うのである。このような言い方をするとまた、「私には結婚線がありません、ということはソウルメイトに会えないということですか!」と誰かさんが興奮して口走りそうなので補足しておこう。
皆が皆、ソウルメイトと結婚できるとは限らない。場合によっては愛よりも実を取るといった結婚もありだろう。さらに言うと、私の定義に戻って欲しいのだが「本人からみえる…」という点に着目してみると、本当はすぐ側にソウルメイトが来ているのにただ自分の方が見えていないだけということもありうる。結婚願望がないのかもしれないし、また自分の根本的な結婚観や男女関係の考え方がちょっと特殊であるという可能性もある。
とにかく結婚線が現れない理由は数多くあるので、もし結婚線がない人は自分の「結婚のヴィジョン」というものに対して心のフォーカスを当ててみると良いだろう。そうすれば結婚線が現れていない理由がなんとなく分ってくるはずである。そしてもしも結婚願望が強くあるのに結婚線が無いのであれば、その願望が空回りしていないか注意しよう。
ソウルメイトと結ばれたいのではなく、だれでもいいからただ「結婚」したいと思っているのではないか。また自分の中で相手の理想像を大きくしすぎてしまっている時。このケースも本当の相手とのギャップが激しすぎるため、それは実在しない相手との結婚願望となる。その時深層心理でそんな自分に気づいている場合(「結婚」はしたいんだけど、当然、理想と違う「その人」との結婚はしたくないため)、結婚線に現れないケースがあるだろう。
といった感じで結婚線のような短い「オマケ」のような線でもこれだけのことを読み取ることができる。生命線や運命線上に出てくるサインを組み合わせることでより深いリーディングを行うことも可能だ。恋愛・結婚に関しては数多い相談内容の中でもトップを争う。私も大好きなテーマだ。気になる人はProject Mikuraにお越し頂いて勇気を持って恋愛コースを選んで欲しい!
