2005年08月08日

愛地球博 - たった一日で世界旅行を!

先週の土曜日。1日間だけの万博旅行のご報告。
(実はこの時、Project Mikura(無料手相鑑定)名古屋出張所も行おうとしていたのだが、結局バタバタしていたため、実現には至らず…)

かつて大阪の地にて万博が開催されたというが、高度成長期当時の日本人にとってそのインパクトはどれ程スゴイものだったのだろうか?少なくとも私は今回の万博で、またひとつ視野が広げられたような気がした。学生時代、ユーラシアを旅して回った記憶が何度も思い返された。予習不足だったため、日本企業が最先端の技術と莫大な資金を投じて建造された「企業パビリオン」はひとつしか見れなかった。(上手に見て回るためにはコツがいるらしい。)
しかしその分、自由に世界各国のパビリオンを巡れた事が逆に幸運だったように思えるほど、多くの気づきを得ることができた。地元の人間でかつ、フリーパスを購入しているようなケースでない場合は、三時間待ちでダラダラ時間を潰すよりも、世界のパビリオンを回った方が良いのではないか。

確かに人は多いし、暑いし、敷地面積が広いために移動に苦労する。特に遠方からの来訪はその移動も含めてたいへんだろう。しかしまだ行っていない人で、行こうか行くまいか悩んでいるなら絶対にオススメしておきたい。
この万博への参加は世界旅行に匹敵する。私は以前多くの国々を歩いて回っており、ある程度の世界の知識があったのだが、それでも数多くの気づきがあった。というか、驚きの連続だった。当時全く気にもしなかったことが、実は大変大きな意味を持っていたというような発見がたくさん。

パビリオンは世界の地域ごとに大きく6つに分けられており、グループごとに独特の雰囲気があった。実はヨーロッパの各パビリオンの中には、企業パイリオン並に混雑している館もあったため行っていない国も結構あるのだが、行けた中で個人的に印象深かった国をご紹介したい。

まずはイスラムの宗主国サウジアラビア。イスラムの技術がかつて世界をリードしており、現代の科学の基礎となったこと。石油の発見が人々の生活を変えたこと。おかげで今では医療費は全て無料、また全人口における若年層の比率が大きく、そのほとんど全てがしっかりした教育を施されていること。そんな近代的な技術の恩恵を受けながらも、イスラムの信仰によって国民が強くまとめられていること。そういった主旨の映像が360度のスクリーンで流される。女性の職場進出も進んでいるというので、21世紀の新たなムスリムの姿を垣間見せられるような内容だった。

アメリカは独立の貢献者、ベンジャミン・フランクリンが司会進行する大迫力映像。自由・楽観主義・希望・探究心の4つの言葉を主題において、独立の過程と現在のアメリカになるまでの歩みを紹介。自由の国アメリカなどとよく言われるが、これら4つの理念の信仰がもたらしたものが「現代最強の国アメリカなんだ…」と再確認させられた。しかしながら他の多くの国々を回っているうちに、21世紀の時代にはいささか古く固すぎる考え方になってきているような気がした。おそらく、これら4つの理念は独善的な要素を多分に秘めているからだろう。

インドではヨガやアーユルベーダ、伝統ダンスなど、私にとってお馴染みが多くて楽しかった。入り口に立ち、写真攻勢にいささかうんざりしていたインド制服のおじさんも「ナマステー」の一言で笑顔を取り戻し、一緒にスマイルで写真に入ってくれる。パビリオン内はお香の煙で充満していた。後で気づいたのだが、二階の土産物売り場の全ての店舗でお香が焚かれていたので、それが館内全域に立ちこめていたようだ。土産物屋はぼったくりにより、注意。

中米共同館。ここは未知の世界だった。興味深かったのは、環境問題と観光を融合するという考え方。環境問題を深く考えさせるようなテーマでの観光を推進し、豊富な自然を守りながら観光産業を発展させて行こうというスタイルだ。自然をテーマにしていたのは、メキシコやアンデス、アフリカ、ニュージーランドなどにもあったが、このスタンスを特に重視していたこのパビリオンは面白かった。

北欧共同館もまた環境保護や福祉、デザイン・アートといった展示内容が多く、その先進性が光った。北欧はリラクゼーションや福祉・環境保護といった21世紀らしい内容が、もっと詳しく紹介されていてもいいはずだったが、共同館ということもありあまり力を入れていなかったみたいだった。

キリがないのでこの辺りで止めておくが、万博はほんとうに素晴らしかった!
ひとつひとつのパビリオンは、簡単に言うと各国の宣伝にすぎない。しかしそれを見比べてみたり、実際に各国の人々と触れ合ったり、それぞれの伝統の食事を味わったりする中で、たくさんの知的刺激を受けてしまうのである。お子さんをお連れの方はさらに大変だろうが、教育という視点からみるとこれは千金に値すると思う。是非、連れていってあげよう!


愛地球博の予習サイトいろいろ:

愛・地球博のインターネットによる事前予約を成功するための攻略必勝法

愛・地球博が大好きデス。

みんなの愛知万博日記


太陽.jpg
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

愛・地球博(愛知万博)のゼニ
Excerpt: 2005年3月25日から9月25日まで、愛知県で開催される愛・地球博。 正式名称は「2005年日本国際博覧会」、英語表記なら「The 2005 World Exposition, Aichi, Jap..
Weblog: お気楽極楽ブログ
Tracked: 2005-08-09 14:55

親切
Excerpt: おととい、愛・地球博のコモン4であったパーティに行った。 ステージで演奏するバンドはヘタクソだったが、DJのまわすトラックにあわせてビールを矢継ぎ早に飲んで気分は最高だった。 朝の3時まで飲んで遊..
Weblog: お気楽極楽ブログ
Tracked: 2005-08-28 19:13
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。