これは福岡市東区の臨界地域に浮かぶ、アイランドシティに臨時に作られた「花の万博」みたいなイベント。期間限定で開催(9月9日〜11月20日)されており、もうすぐ閉場ということだったのでこの機会を逃さなかった。
しかし実のところアロマやハーブに興味はあるものの、正直言ってそんなに期待はしていなかった。それどころか入場料金の1500円も、内容を知らない私は多少「高いな…」と感じてしまったことを告白しておきたい。さて当日会場には車で行ったのだが、昼過ぎに着いてびっくり。平日なのになんというこの車の多さ!ナンバーを見てみると宮崎や長崎など九州各地からも来ている。これはもしかしたら想像以上かもしれない…。わくわくしながらゲートへいそぐと、どどーんと「博多山笠」に出迎えられた。
どんたくに山笠ですか…これは福岡市もかなり力を入れているようである(協賛企業&団体)。後で調べてみると、毎年全国のどこかで開催されてきており今年は福岡で22周年とのことを知る。なかなかどうして歴史のある祭典だったのである…今まで全く知らなかったけど(笑)
中に入ると突然視野が開けて、眼前に広がる一面の花景色にビックリした。どうやらマリーゴールドが見ごろのようだ。金色とオレンジ色が眩しいほどに目に飛び込んでくる。他にもコスモス、パンジー、サルビア、ベコニア、菊、ゼラニウムなど、会場は花々であふれ、そこはかとなく何ともいえぬ良い香りが漂っている。多少黄砂に空は霞んでいたが、ポカポカとよく晴れた太陽に服を脱がされつつ、会場をのんびり歩いていった。
地の里では、市民によって作成された花と木のアートが展示された「市民集いの庭」や「飛翔の庭」が面白かった。さらに先日知覧で見てきたばかりの「日本庭園」の展示場「匠の庭」まであり、これらを回るだけで3時間くらい使ってしまった。(他にも食虫植物の展示場や、足裏マッサージ機や海水蒸留器などのエコ&ヘルスマシーンコーナー等、もりだくさん)また、「癒しの森」では油山のモーモー牧場のアイスクリーム出張所を発見!ウマかったー。
そうそう。火の街のアジアンタウンでは、チベットのお店で「チベットボウル」というものを購入した。カンタンに言うと、お経を唱えながら「チンチーン」と叩く金属製のアレである。このボウルのクチの部分を木の棒でくるくると回していると「うわぁ〜んわ〜ん」と何ともいえない心地よい音が鳴り響くのである。そういえば昔、理科の実験か何かでワイングラスのクチを濡れた手でクルクルやると音が出たっけ。こういうのを《倍音》っていうらしい。
何度かお試しでやってみたが、売り子さんがやるように上手くできない。悔しかったのと、無性に欲しくなったのが手伝って衝動買い(1500円也)してしまった。(でも、仏具のあれを調べたらネット通販でも5000円くらいだったので、まあいい買い物ができたのではないだろうか…笑)今度PMの時にもって行って天神中央公園に倍音を響き渡らせたい。
そんなこんなで残り時間が少なくなったので、それから先は急ぎ足で「植物画展」「九州古陶磁展」「青い薔薇」「幻のハカタユリ」「花のじゅうたん(インフィオラータ)」をみていった。中でも最後のインフィオラータは、バラの花びらを敷き詰めて大きな絵を描くといった豪華なもの。これはイタリア・スペッロ市で行われる伝統的な宗教行事で、そこでは街中の道路が花びら絵で敷き詰められるという。
とてもここでは全て説明しきれない。それぞれの詳細はHPに地図付きの説明があるのでこちらをどうぞ。
全体を通して感じたことだが、愛地球博の雰囲気と非常によく似ていた。客層は平日だからか、比較的中年の主婦層や老夫婦などが多かった。さらに、フリーパスが2500円ということで通常料金と1000円しか変わらないので、こちらを購入してリピーターになっている人も多いようだった。
花どんたくは9月から続いており、10月、11月とそれぞれ季節にあわせた花の展示とイベント内容が行われたらしい。本当にキレイで気持ちいいので何回来ても飽きそうにない。こんなことなら、9月当初から来ておけば良かったと今更ながら惜しく思われる。しかし今回一度でなんとか回ることができたし、係りの方の話によれば「花どんたく」の一部は期間終了後も残されるという。また春にでも遊びにいくとしようか。
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