2005年08月25日

愛の教本「カーマスートラ」を読むJ

今日はちょぴり悲しいお知らせ。
今まで書き溜めてきた「愛の教本カーマスートラを読む」シリーズ。古代インドより伝わる伝説の性奥義の書。角川文庫から出版されている「バートン版 カーマ・スートラ」から私が好きな題材を抜き出して解説するといった趣旨のシリーズだったのだが…昨日の本屋パトロールで見つけてしまった、この本を!

性愛奥義 官能の「カーマ・スートラ」解説

ちょっと興味津々で(笑)手にとってパラパラとめくってみたら…ナント!私の「愛の教本カーマスートラを読む」シリーズと内容がかなりかぶっているではないか!しかもこの著者の方がより詳しく語っている。しかし、読んでみると着眼点が非常に似ていたので素人とはいえ、かなり悔しい一瞬でもあった。(第一回目の内容まで同じなんだから…参ったよ、ホント。)

ただ一言いいたいのが、私はこの本の内容をぱくってたワケではないということ。そもそも第一刷発行が2005年8月20日ということなので、マネするにもマネできない。これも不思議なシンクロニシティ(共時性:同時に全く関わりの無い別の人が同じようなことを考えるという現象)だと自分を納得させることにした。

女性拉致監禁、援助交際など性の問題がいろいろ取り沙汰されている現代だからこそ、性の根源を見直すべく古き知恵を利用しなさい。という集合無意識からのメッセージなのかもしれない。これにこりずに「愛の教本カーマスートラを読む」シリーズはまだまだ続けていこうと思っている。メゲナイゾ!もっと面白いネタでやってやる!


愛
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2005年05月25日

アロマオイルの催淫学G

アロマオイルの、と題づけしておきながら、今回は精油のご紹介ではない。「香りの雑学知識(長尾吉彦・浅井隆彦共著)」という本に面白い記述を発見した。
以下に簡略しますと…


生理不順は男性の体臭で直る?(p84−85)☆☆☆☆

アメリカのモネル化学感覚研究所G・プレティ博士の研究

まず、異性間の性行動と生理周期の長さの関係を調べた。すると定期的にセックスをしている女性の周期は平均29日。逆に、ときどきしかセックスをしない女性やまったくセックスしない女性の場合は周期に異常が起こっていた。これよりプレティ博士らは、定期的な性的関係が生理周期の長さを調節している、また男性のにおいがそのことに関係していると考えた。
そこで男性の脇の下の汗のエキスをアルコールで抽出し、生理不順で悩んでいた女性15人のうち8名の鼻の下につけた。残り7名にはただのアルコールをこすりつけた。この実験を一週間に三、四回行ったところ、エキスをつけた女性8名の生理周期が正常に戻った。(7名は生理不順のまま)

この結果から、男性のにおいによって女性ホルモンの分泌が活発になったために生理周期も正常に戻ったと予測しているらしい。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

なんだかホントのようなウソのような話だ。著者はこの分析をもとにフェロモンの存在について論をすすめていく。以前の記事にも書いたが、かの有名なクレオパトラがジュリアスを誘惑した際に、匂いたつ香りを上手く利用したように、古今東西、異性を惑わすフェロモン(媚薬)は多くの人が望むもの。

アロマオイルの催淫学もそんな皆様の要望を見越して書き続けてきた。しかし、なんとその魅惑のフェロモンは男性自身の脇の下に存在していたというではないか!これぞ、ほんとの幸せの青い鳥。

アロマ好きの女性の皆さん、クラリセージよりも男の脇の下の汗の匂いの方がホルモン調整機能が高いとなったらどうしますか(笑)


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アロマオイルの催淫学F

アロマオイルの媚薬学(笑)、シリーズ7回目は価格の高さではローズに匹敵する、麗しの媚薬「ジャスミン」。
ジャスミンティーなどで一般にも親しまれているが、精油にするとその価格は驚くほど跳ね上がる。それもこれも数多くの花びらに含まれる精油を凝縮して作っているからなのだが。


ジャスミン

科名:ヒイラギ科
特性:強壮・催淫・鎮静・抗抑鬱・催乳・催娩・消毒
用途:インポテンツ・月経困難・子宮障害・神経性悪感・スキンケア・冷感症


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ジャスミンはまた、体を温めて、リラックスさせる催淫剤としても有名です。このために、また情緒的な領域へのその非常に大きな効果のために、ときとしてジャスミンはインポテンツや冷感症を治療する場合素晴らしい薬剤になってくれます。これはまた男性の性器に作用し、これを温め強壮にします。精液漏・膿漏・前立腺炎のような流出状態がある時に有効です。
(ロバートティスランド著 高山林太郎訳「芳香療法の理論と実際」より)
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南インド旅行中。とある女性とふたり、河のほとりでデートしていた時のこと。花売りの子供たちが集まってきて、彼女にジャスミンの首飾りを買ってあげろとうるさく、根負けしてプレゼントした。白い花からはなんともいえぬ、異国情緒あふれる良い香りがしたのを今でもハッキリ覚えている。
彼女が私を見る目はうっとりと潤み、エキゾチックで優雅な香りの中でふたりは深い恋におちて…とそんなに簡単にはいかなかったが、この香りは男女間のムードを限りなく甘くさせる力があるようだ。とあるヒッピー風のイスラエルの友人はジャスミンの花輪のプレゼントを最後の決めの「落としのテクニック」にしていると自慢げに話していた。う〜む、深すぎるぜ、催淫学!

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アロマオイルの催淫学E

アロマテラピーの書籍ではあまり取り扱われていないのだが、催淫効果の高い香りがある。それは皆さんもご存知、バニラ。
アブソリュートとして精油化されているため、人体に直接触れるような使い方はオススメできないが(マッサージ・沐浴等)、このとろけるように甘ぁいバニラの香りは十分にエッチな
気分を高めてくれることだろう。


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バニラ

科名:ラン科

ドーシャへの影響:ヴァータ、ピッタを減らし、カパを増強

効能:怒り・フラストレーション・いらつき・月経遅延・強壮剤、刺激剤として・幸福感と喜びを誘う   

「緊張感のあるカップルには催淫用としてブレンドに…」

(アーユルヴェーダとアロマテラピー
ライト・ミラー、ブライアン・ミラー共著より引用)
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ティスランド氏の「芳香療法の理論と実際」にはバニラの記述がなかったので、今回は「アーユルヴェーダとアロマテラピー」からの情報。こちらにも大して詳しい説明はないのだが、緊張感のある(喧嘩中の?)カップルですらリラックスさせてしまうというコメントがついていたし、実際、私の個人的な意見としてもその効力はかなり高いと思われる。

バニラの精油は蒸発の遅い「ベースノート」に分類される。そのため寝る前にコットン等に染み込ませたくらいのものでも朝まで強い香りが残る。甘い香りとともに朝の目覚めを演出してくれるすばらしいオマケつきというわけだ。さっそく媚薬アロマのコレクションに加えてよう。

※ただし、バニラの精油はなかなかお目にかかれない。取り扱っているブランドが少ないのである。もし見つけることができなければ、アジアン雑貨のショップでバニラのお香を買ってみよう。これなら20本300円くらいで手に入れることができる。


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アロマオイルの催淫学D −制淫編−

本シリーズでは今まで表題の通り、「催淫」をテーマにアロマオイルを紹介してきた。

しかし媚薬効果ばかりがアロマの得意技ではない。光があたれば、影ができる。つまり催淫とは全く逆の効果、「制淫」の効果を持つアロマももちろん存在する。そこで今回は番外編と称して、「アロマオイルの制淫学」をテーマにアロマをご紹介したい。パートナーの誘惑がうっとおしいとお思いの方は、この香りを部屋に焚いて誘いから逃れよう(笑)


マジョラム

科名:シソ科
特性:制淫・消化促進・鎮静・抗抑鬱・血圧降下・強壮作用
用途:性器の過度興奮・緊張・不眠症・かぜ・頭痛・高血圧・ヒステリー

   
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マージョラムは性的な欲求が強すぎるときに極めて効果がある薬剤になります。性衝動が強すぎるということは、それ自体としては別にアブノーマルなことでも病気でもないでしょうが、この特性はマージョラムという薬草のもつ特質の一部としてよく知られています。それを発見したのは、孤児院を経営するある聖職者だったからです。これは夢精や過度のマスターベーション、ニンフォマニア(女性の性欲異常亢進症)などに役立ちます…
(ロバートティスランド著 高山林太郎訳「芳香療法の理論と実際」より)
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中世の聖職者が発見したというエピソードにはなんだかユーモアを感じてしまう。神の教えに反する欲望からは目を背けたいが、生理反応を完全に押し殺すことなど到底不可能だ。そこで性欲を抑える方法の研究を重ねるうちに、マジョラムの存在を発見したに違いない。現代の人々はわざわざ催淫作用のある媚薬を求め歩くが、彼らは制淫の特効薬を求めていたのだから!

ロバート・ティスランド氏はマジョラム、ベルガモット、ラベンダーの混合レシピを強く推奨しているようである。私もよく、マジョラム・ベルガモット・ラベンダー精油のブレンドをアロマポットで室内芳香させるのだが、なんともいえないくつろぎを与えてくれる。まさに、よこしまな心など跡形もなく霧散させられてしまう。


利用方法はアロマオイルの催淫学A「イランイラン」の項を参照

※クーラーがほどよく効いた部屋にほのかに香らせるのがポイント!


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アロマオイルの催淫学C

好評頂いております「アロマオイルの催淫学」四話目。
今回はクラリセージ。正直、私ははじめこの香りが嫌いだった。しかしその実、嗅げば嗅ぐほどイメージの膨らむ素晴らしい精油と思う。とっつきにくいかも知れないが、最初嗅いで「嫌だな」と思った方も是非お試しあれ。


クラリセージ

科名:シソ科
特性:催淫・子宮機能促進・鎮静・抗抑鬱・通経・強壮作用
用途:インポテンツ・高血圧・神経衰弱・スキンケア・冷感症・無月経・月経困難・ヒステリー・抑鬱症・消化不良


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神経・胃・腎臓・子宮に用いるととりわけ強壮効果が期待できます…この精油は緩和な形での陶酔的中毒症をあらわすようにもみえますが、きわめて少量で効果を発揮する精油なので、これはその毒性に直接関連するものではありません。クラリセージの毒性はサルビアよりも低いのですが、大量をとることは中毒を引き起こしますので避けるべきです。摂取のしすぎの結果は陶酔感というよりも、はっきりした中毒症状と激しい頭痛です。クラリセージの催淫性は、この陶酔感を生み出す特性と密接に結びついています。
(ロバートティスランド著 高山林太郎訳「芳香療法の理論と実際」より)
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クラリセージに含まれる「スクラレオール」という成分は、女性ホルモンのエストロゲンないしは類似の物質を含有しており、子宮等に関する女性機能の有効な強壮剤になるようである。
また、ロバートティスランド氏も本書で言及している通り、クラリセージはある種の陶酔感を呼び起こす。メキシコのとあるインディオの部族はクラリセージのいとこともいえる、「サルビア」をシャーマンの儀式に使用しているようだ。クラリセージにサルビアほどの作用はないにせよ、陶酔感を生み出すその効果はバカにはできない。

※クラリセージを利用した際はアルコール類を摂取しないこと。また、どのエッセンシャルオイルにもいえることだが、高濃度での使用は体に悪影響を及ぼしてしまうので絶対に避けること。(低濃度でも飲むのは厳禁)
適量を守って安全なラブライフを楽しもう。

利用方法はアロマオイルの催淫学A「イランイラン」の項を参照


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アロマオイルの催淫学B

お馴染み「アロマオイルの催淫学」第三弾。
今回のご紹介はローズ、薔薇。バラは美の惑星「ビーナス」に支配されているといわれ、あらゆる芳香植物の女王とされている。価格はピンキリだが相場はだいたい10mlで1万円以上となっており精油の中では非常に高価な精油のトップ3といえる。
その分、値段に見合ったその効果は絶大。イランイランよりも、一段上品な官能の世界を味わえるだろう。


ローズ

科名:バラ科
特性:催淫・浄血・鎮静・抗抑鬱・消毒・強壮作用
用途:インポテンツ・不眠症・頭痛・神経緊張・スキンケア・冷感症・不妊症・月経痛・月経不順・子宮障害・抑鬱症


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有名な催淫剤として、バラはインドの薬局方ではサンダルウッドによってその効果を補強されている。著者自信の経験によると、バラは女性の生殖器官に非常に大きな影響を及ぼす。それは、そこを刺激するのではなくてそこを浄化し、その機能を調整することで行われる作用である…(略)精液を増量させるといわれ、インポテンツや不妊症にたいしてもこれを使用することができます。
(ロバートティスランド著 高山林太郎訳「芳香療法の理論と実際」より)
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利用方法はアロマオイルの催淫学A「イランイラン」の項を参照

またローズ精油を購入する際には「ローズオットー」と「ローズアブソリュート」の二種類が市場に出回っていることを注意していただきたい。バスオイル等で肌に使用する場合は「ローズオットー」、芳香浴等で間接的な利用の場合は「アブソリュート」と使い分ける必要がある。なぜならアブソリュートは化学溶剤を使用しており、肌へ直接利用しない方が無難なのだ。絶対ダメかというとそうではないのだが、とりあえず肌に直接使用できるのはオットーと覚えておいてほしい。

またローズ精油で有名な国といえば「ブルガリア」のバラの谷。もし行く機会があれば是非とも本場の薔薇精油を購入することをオススメする。かなり安くて良い物が手に入るのではないだろうか。なお、愛・地球博のブルガリア館では本場のバラ精油が手に入るとか。


薔薇花弁
posted by Mikura at 11:23| Comment(1) | TrackBack(0) | カーマスートラの秘儀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アロマオイルの催淫学A

これより毎回、「アロマオイルの催淫学」にてご紹介したラブオイルをいくつか取り上げてその謎にせまる。今回はイランイラン特集。なお、参考書はお馴染みブリティッシュアロマテラピーの権威、ロバートティスランド著「芳香療法の理論と実際」他


イランイラン

科名:バンレイシ科
特性:血圧降下・催淫・鎮静・抗抑鬱・消毒
用途:インポテンツ・不眠症・高血圧・神経の緊張スキンケア・冷感症


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イランイラン油はもっとも快い精油のひとつで、持続性のある香料としてエキゾチックなバスオイルとして容易に使うことができます。イランイラン油は神経系統に対して高揚効果・鎮静効果とを発揮し、また血圧を下げますので不安症や緊張状態にある時や血圧の高い場合に用いられます。催淫剤としても極めて優れていますから、インポテンツや冷感症に使用できます。
(ロバートティスランド著 高山林太郎訳「芳香療法の理論と実際」より)
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前回の記事でもご紹介したように、インドネシアでは伝統的に初夜の褥にも使われていたらしくその効果は折り紙つき。私個人的にも大好きな香り。甘ったるい花のイメージ。

精油を製造しているブランドがたくさんあるが、この精油はブランドごとに極端に香りが違う。というのも精油製造の蒸留段階が4〜5くらいあり、それぞれの精油に含まれる化学物質の量にかなりの変化があるためだとか。イランイランを購入する際には、できるだけ試香できる店を見つけて実際に香りを確かめてから買う方が無難だろう。


利用方法はいろいろ考えられるが例を挙げると、
@バスオイル:お風呂で…
植物油10MLに2滴のイランイランエッセンシャルオイルを加えて風呂にたらす。植物油がなければウォッカ等も可。油が無ければ原液を4〜5滴バスタブに垂らした後で、かなり熱めのシャワーを水面にかけて蒸散させる。
      
Aアロマキャンドル:暗い部屋でお酒や音楽と共に…
市販のロウソクを湯煎で溶かし、ロウが液体化したところでオイルを加える。オイルの量は好みにあわせて…(実験してください)

Bパフューム:直接肌にはつけない…
エタノール5mlにオイルを5〜10滴加えてよく混ぜた後、95mlの蒸留水を加える。

C芳香浴:部屋にほのかに香らせて…
アロマポットに2〜5滴たらして部屋に香らせる。


経験上イランイランと相性の良い精油は、
サンダルウッド・フランキンセンス・マンダリン・オレンジなど


おうし
posted by Mikura at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | カーマスートラの秘儀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アロマオイルの催淫学@

「アロマオイルの催淫学」では催淫作用(媚薬効果)のあるエッセンシャルオイルの紹介をしていくつもりである。インドの性典「カーマスートラ」では性の喜びを高める方法として、植物のオイルが数多くすすめられている。また、かの有名な古代エジプトの女王、クレオパトラも「香り」をうまく使ってローマの英雄ジュリアス・シーザーを誘惑したとか。
このように古今東西、男と女の愛を取り持ってくれている植物たち。是非、みなさんも活用されてみてはいかがだろうか。

催淫をテーマにアロマを解説されている書籍は数少ないのだが、ブリティッシュアロマテラピーの権威、ロバートティスランド著「芳香療法の理論と実際」には多くの記述が見出せる。この中で催淫効果の高いものとして紹介されているのが、以下の精油だ。

ブラックペッパー
サンダルウッド
イランイラン
クラリセージ
カルダモン
ジャスミン
パチュリー
ローズ
ネロリ


このうち値段もお手ごろで人体にも優しく、扱いやすいオススメオイルは以下の4つ。

@「イランイラン」
南国の甘ったるい花のイメージ。インドネシアでは新婚の夫婦のベッドにこの花がばら撒かれるという。あつあつエキス。使いすぎると逆に頭痛の原因にもなりかねないので注意。

A「サンダルウッド」
ビャクダンの香り。瞑想を誘うような深く甘い香り。イランイランの甘さが苦手ならばこちらを。

B「クラリセージ」
好き嫌いが別れそうな香り。女性のホルモンバランスを調節する働きもある。

※「ローズ」
これば上の3つに比べてかなり高価。しかし効果は抜群。バラの香りに包まれて美しい愛の営みをどうぞ。


(媚薬アロマ作成法)

植物油10mlに対して精油を2滴ずつ加える。
(お好みでいろいろな催淫アロマをブレンドしてみてほしい。)


使用例:
@バスオイル
(湯船にゆっくりと流し込んで)

Aマッサージオイル
(肩や背中に塗ってマッサージしてあげよう。)

B植物油を加えずに精油をアロマポッドで香らせる。

※他にもいろいろな使い方があるはず。研究してみてほしい。


薔薇花弁
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2005年05月23日

映画版「カーマ・スートラ(愛の教科書)」

本家本元カーマスートラについてはシリーズで計10回ほど解説してきたが、映画で見るのは初めて。カーマスートラが愛のマニュアルであるのに対し、この映画カーマ・スートラはストーリーものである。
従って映画カーマ・スートラを見たからといって、数々の体位や愛のテクニックが学べるというものではない。しかしこの映画では、その愛の法則がもたらした人間模様が生き生きと描かれている。原書からは到底想像できない、カーマスートラによって引き起こされる喜び、そして悲劇を映像とストーリーによって楽しむことができるのだ。

愛の技、そして力を増幅させることはなんと素晴らしく、また罪深きことなのであろうか。カーマスートラのグルの教え、

「愛の車輪が回り始めると、
 愛の法則は通用しなくなる…」

この言葉の重さをつくづく感じる。
この原則を知らずして愛の法則を行使することは自殺行為に等しいということだろう。そういう意味では、原書だけではこの教えを学ぶのには不十分。グルのいない私達はこの映画を見ることにより、一層の原書カーマスートラの理解が深まると考えて良いと思う。

もちろん、そのストーリー以外のところでもしっかり楽しめるのがこの作品。登場する女優はミス・ユニバースばりの超美人。そんな女優がほぼ18禁の演技を次々と繰り広ける。またエキゾティックでゴージャスな俳優達の服装。そして大自然あふれるインドの大地。さらには性技の全てが壁画に描かれているといわれるカジュラホーの壁画などは圧巻である。

カーマスートラそのものに興味がなくても楽しめるはず。女性にも男性にもオススメな愛の教科書、カーマ・スートラを是非ご鑑賞あれ。

オススメDVD:
カーマ・スートラ~愛の教科書~

世界.jpg
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愛の教本「カーマスートラ」を読むI

今回は痴話げんかのカーマスートラ流作法について。


(「カーマ・スートラ」ヴァーツヤーヤナ著より)--------
男を深く愛している女は、恋敵の名前が出たり、恋敵のことが話題にのぼったり、つい間違って彼女の名前で呼ばれたりすることに我慢ができない。もしそういうことがあると激しいいさかいが持ち上がり、女は泣き叫び、怒り、髪をふり乱して男にうってかかり、ベッドや椅子から転げ落ち、花輪や装身具を投げ捨てる。そんな時男は彼女をなだめすかし、注意深く助け起こしてベッドに寝かせてやることによって和解するよう努力するべきである。けれども女は男の言葉に耳をかさず、いよいよ腹を立てて、相手の髪を掻き毟り、腕や頭や胸や背中などを二、三蹴ってから、部屋の出口の方へ進むがよい。それから、ダッタカの言葉によると、腹立たしげにドアの側に座って涙を流し、決して部屋の外へ出てはならない。男から家出のかどでとがめられるからである。しばらくし、男の和解の言葉やしぐさが最高潮に達したら、彼を抱擁し、依然として恨みつらみを口にしながらも、同時に性交の欲望に燃えていることを相手にわからせなければならない…
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まさに家庭内暴力女版である。
しかしこれで仲直りできるのであれば、男は幸せであろう。法律制度の整った現代社会においては、一歩間違えれば裁判沙汰。運が悪ければ離婚・多額の慰謝料請求と女性も黙ってはいない。そう考えると、血みどろの痴話げんかもなんだか可愛く見えてくる。

でも結局痴話げんかのいきつく所は…仲直りエッチかい!

バートン版 カーマ・スートラ

おひつじ
posted by Mikura at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | カーマスートラの秘儀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛の教本「カーマスートラ」を読むH

カーマ・スートラ学習8限目。
人間、もって生まれた性格・容姿など、どうしても自分では変えることのできない要素がある。いわゆるモテない要素。それでもなお、異性をモノにしたい欲望を抑えることはできない。どうすればいいか。そのヒントがカーマスートラに記述されている。


(「カーマ・スートラ」ヴァーツヤーヤナ著より)--------
ところで、美貌、すぐれた性質、若さ、気前の良さなどは、その人間を魅力的にする一番自然な方法である。けれども、そういったものが欠けている場合は、男でも女でも人為的な方法や技巧に訴えなければならない。次に有益と思われる処方をいくつかあげておく…
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以下、かなり呪術的な記述が続く。
しかしながら、そんな呪術は現代の日本で通じないだろうし、原材料を取り寄せるのもたいへんだ。したがって、三蔵なりにこれらの記述を分析し、現代日本に沿った形で再構築してみた。以下の3つに分類できる。

@ファッション
A心理学
B媚薬

@については当サイトでは専門外だ。ファッション雑誌やファッションの基礎について取り扱ったサイトでいろいろ勉強して欲しい。
Aについては、カーマスートラの中に男女間の駆け引きの多数の事例がある。「愛の教本カーマスートラを読む」シリーズでもいくつか紹介してきたし、これからも書いていくつもりだ。他にも「男と女の心理学」というテーマで書かれている書籍も多数ある。今後機会があればそれ系のエッセンスも紹介していきたい。
Bについては、是非アロマを活用して欲しい。媚薬効果のあるアロマは「アロマオイルの催淫学」にて大公開している。
これらの小道具を駆使して意中の異性をモノにしよう!

隠者.jpg
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愛の教本「カーマスートラ」を読むG


毎度、おなじみ「カーマスートラ」を読むシリーズ。
E話目に「恋人を袖にする法」を紹介したことがあるのだが今回はさらに極悪非道な技を伝授しよう。な、な、なんと。「恋人から金をだましとる法」。こんな事まで懇切丁寧に解説してくれるとは、なんと危険な書物なのだ、カーマ・スートラ!
それでは今ここにその全貌を明かしてみせよう。


−恋人から金をだましとる法(for women)−

1.装身具、食物、飲み物、花、香料、衣服などの品物を買うと称して実は何も買わないか、あるいは水増しした金を要求。
2.面と向かって男の聡明さを褒め称える。
3.願かけ、木、庭、寺院、水槽などに関連した祝い事のとき贈り物が必要だと偽る。
4.恋人の家に行く途中で王の護衛兵、または強盗に宝石を盗まれたと偽る。
5.家事で無一文になったとか、家の倒壊や召使いの不注意で家財を無くしてしまったとか訴える。
6.恋人の宝石を自分の宝石と一緒に紛失してしまったふりをする。
7.恋人を訪問するために出費がかさむことを、友人の口から彼の耳に入れる。
8.恋人のために借金をつくったと言いふらす。
9.恋人ができたため出費がかさみ、母親がそれを認めないので言い争ったと偽る。
10.まえもって恋人に友人らから高価な贈り物をもらったことを伝えておき、そのお返しをするお金がないので友人達の家で開かれる宴会や催しに出席できないとこぼす。
11.金がないという理由で祝い事をとりやめる。
12.恋人に尽くしたいために芸人を雇う。
13.ある目的をとげるために医者や大臣をもてなす。
14.友人や恩人にめでたいことがあったり、不幸に見舞われたりしたとき、祝儀や見舞い金を上げる。
15.家庭内の祭式を行う。
16.女友達の息子の婚礼の費用を払ってやらねばならないという。
17.妊娠中妙な欲望をみたさねばならないという。
18.病気になったふりをして、治療代を請求する。
19.友人の不幸を取り除いてやらねばならないという。
20.恋人に贈り物をするために自分の装身具を売ったという。
21.前もって示しあわせていた道具屋に、装身具や家具や台所用品を売ったふりをする。
22.他家の台所用品よりはるかに高価な物を買わなくてはならないと言う。そうすれば、すぐに見分けがつくし、粗悪な品物と間違ってとり返られる心配もない。
23.恋人になれ初めの頃の気前のよさを思いださせたり、友人や追従者に絶えずそのことを喋らせる。
24.ほかの娼婦達がいかに多額の金を受け取っているかを恋人に話す。
25.仲間の娼婦や恋人のいる前で自分の収入がみなのそれよりもずっと多いことを自慢する。実際はそうでなくとも。
26.昔の恋人たちとよりを戻せば収入も増えると母親に言わせておいて、恋人の前でそれに反対する。
27.恋人に彼の競争相手の気前の良さを指摘してやる。


まだ袖にされた法がましだ、と思える程の偽りの連発花火。冷静にざっと見てみるだけでは、はっきり言ってミエミエの嘘ばっかり。騙される方がアホだ、と笑っちゃう類のものだ。
しかしながらオレオレ詐欺の例でも証明されているように、自分だけは騙されないと思っている人に限ってヤラレルもの。愛で盲目になってる男は軽くひっかかっってしまうことであろう。今は昔と違って女性でもお金を持っている。ということはこのような手口を使って金を騙し取ろうとするヒモオトコも存在するということである。

オトコとオンナのラブゲーム。まさに弱肉強食の世界。カーマスートラの知恵で健気に闘うのだ、皆の衆。

※この記事は決して犯罪を促進するものではありません(笑)。
これらの情報は詐欺等からの防衛策としてご活用下さい。

バートン版 カーマ・スートラ

肉欲
posted by Mikura at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | カーマスートラの秘儀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛の教本「カーマスートラ」を読むF - 男性専科

本日はカーマスートラの過激な一面を垣間見せてご覧いれよう。
テーマはズバリ「リンガ(いちもつ)」を大きくする法。といっても内容は呪術的でマネのできそうにないもの。ネタの域を過ぎるものではなさそうであるが…
以下本文より抜粋。

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「リンガを大きくしたいと思ったら木に巣くっているある種の虫の針毛でリンガを摩擦し、次に十日間油で摩擦してから、再び虫の針毛による摩擦を行う。…
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痛そー。ある種の虫って何?針毛ってことは毛虫の一種ののだろうか?身の毛のヨダツ話ですなぁ。

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「これを続けるとリンガは次第に膨らんでくるから、今度は穴のあいた寝台に横たわって、その穴からリンガを垂れ下がらせる。…
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膨れるって当たり前!しかし、リンガを垂れ下がらせるための「穴の開いた寝台」が存在するということは、かの時代にも長茎術を行う”美容整形クリニック”があったのだろうか?いつの時代も男の夢は同じということか。

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「それがすんだら、冷えた調合液を使って膨張による痛みを取り除く。この膨張法はドラヴィダ地方の住民の間で、「スカ」と呼ばれて盛んに行われており、一度膨張すれば生涯持続する。
(「カーマ・スートラ」ヴァーツヤーヤナ著より)
-------------------------------------------

盛んに行われていたということは、少なくともドラヴィダの民の間では、この方法が有効かつ安全(?)であったということなのだろうか。ある種の虫、また膨張による痛みを取り除くための調合液の正体がはっきり記載されていないため、我々がその「秘術」の全貌を知る術はないが…
いやはや。。。
そこまでして大きくしたいのかよと言いたくもなるが、この方法を一番初めに考えつき、自ら?(笑)実験した男は尊敬に値するとしか言いようがない。まさに血のにじむような努力であったことだろう。

バートン版 カーマ・スートラ - インド式長茎術の極意

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愛の教本「カーマスートラ」を読むE

今回はカーマスートラ第六部「娼婦について」から。
恋人を袖にする方法を勉強してみよう。娼婦にとって貧乏なウザイ客につきまとわれるのは死活問題である。そこでこのような「秘伝」が研究されてきたのであろう。これぞ圧巻、男をふる方法集大成をご覧あれ。


- 恋人を袖にする法 -

恋人の不愉快な欠点と悪習をあげつらう。
恋人の知らないことを話題にする。
彼の学歴にケチをつけ笑い物にする。
彼の自尊心を傷つける。
学歴や知識の点で彼より優れている人に交際を求める。
ことごとに彼を無視する。
恋人と同じ欠点を持つ人をけなす。
彼の享楽法に不満をぶちまける。
接吻を許さない。
ヘソとモモの部分への接触を拒む。
彼がつけた爪あとや歯型を嫌悪する。
抱擁の時に体を密着させない。
エッチの最中に手足を動かさない。
彼が疲れているときにエッチを求める。
彼の愛情を笑いものにする。
抱擁にこたえない。
抱き始めたら顔をそむける。
眠そうなふりをする。
昼間他人を訪問する、他の人と遊ぶ。
故意に相手の言葉を誤解する。
おかしくもないときには笑い、相手の冗談では笑わない。
男が何か言いかけると同時に召使を呼ぶ。
話の腰をおり、他の話を始める。
相手の欠点を並べて、なおる見込みがないとケチをつける。
相手が近づいてきても気づかぬふりをする。
到底聞き遂げてもらえぬことを承知の上しつこく頼み込む。


いかがだろうか。男としてはやってほしくない事のオンパレードである。このようなことを平気ですることができる女の性格も疑うが、ここは非情な娼婦の世界。悪い客からは逃げる必要があるので背に腹は変えられぬ。もちろん娼婦であろうがなかろうが、いやな男をやっつける
その効力にはなんの違いもない。やっかいな上司・ウザイ男友達・ストーカーまで全てに効果的な必殺技である。
また男性諸君、このような行動をとる女性はさっさと諦めるのが無難である。この章の最後にカーマスートラは恐ろしいことを教えてくれている。

「娼婦の本分は、しかるべく十分に考慮を加えた後、適当な男と関係を結び、その男の心をしっかりとらえ、財産を搾り取り、無一文になったところで、見捨てることである。」

「このようにして人妻として生活を送っている娼婦は、多すぎる恋人たちに悩まされることなく、ふんだんに富を蓄える。」


まるでこれは「悪女のススメ」。男の敵ぢゃないか…カーマスートラを決してなめてかかってはいけない。

バートン版 カーマ・スートラ - 悪女マニュアル(笑)


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愛の教本「カーマスートラ」を読むD

さてさて、カーマスートラを読むシリーズも今回で五回目。
そろそろ、より実践的でよりきわどい話にでも入っていくとしましょう。ということで「交合の始め方」についての記述がある部分を抜粋。(内容は男性のためのリードマニュアルっぽい感じだ。)
とはいっても原文をそのまま抜き出すと長いため、要点をまとめて書き出してみよう。


〜 女性の口説き方マニュアル - カーマスートラ版 〜

@花飾り、香水をまいた寝室で風呂上りの女性をモテナス。
A冷たい飲み物をすすめる。
B女を左に座らせ、髪をなで、着物の裾と紐の結び目に触りながら右手で優しく抱きしめる。
Cついで四方山話に移る。ここでは卑猥なこと、ふつう人前では話せないようなことをそれとなく口にする。
D歌を歌うか、楽器を奏でるか、芸について話す。
E冷たい飲み物を飲ませあう。
Fやがて女が愛と欲望でうっとりしてくる。
G交合!


@ではさすが、アーユルベーダ発祥の地インドだけある。花やアロマを100%活用しているではないか。花飾りはそうだなぁ、薔薇かジャスミンといったところか。香水はブラックペッ
パーやサンダルウッドあたりが想像される。AやFで登場する「冷たい飲み物」は現代に置き換えるとお酒やカクテルということになる。

@→Cまでのエロチックな流れは自然に理解できるのだが、そこですぐにGといかずに一旦「D」を入れるところがミソなのかもしれない。余裕を感じさせられるこの間がいいね。
ジラシ作戦ですな。最後にEで理性を吹き飛ばし、Fに至るということでしょう。

古代の堅苦しそうな書物にこんな実用的なテクニックが満載されているなど、なかなか想像できないでしょう。

バートン版 カーマ・スートラ角川文庫―角川文庫ソフィア

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愛の教本「カーマスートラ」を読むC

今回はカーマスートラと共に習得すべき64芸についてご紹介しよう。これらは第一部第三章にて「習得すべき技芸について」という題で書かれている。かつてインド王宮のご子息達が叩き込まれたという、「愛を得るための64のスキル」をさっそく引用してみよう。

1.声楽
2.器楽
3.舞踊
4.歌舞音曲を共に演じること
5.習字と絵画
6.入墨
7.米と花による偶像の装飾
8.地面に褥、または花の寝床を広げること
9.歯・衣服・髪・爪・体の染色と彩色
10.床に彩色ガラスをはめること
11.寝床作り、絨毯・座布団の敷き方
12.水を張ったグラスでも演奏
13.水道・水槽・貯水池での貯水
14.絵を描き、飾りつけをすること
15.数珠、首飾り、花輪類の作り方
16.ターバン・花冠の結び方、羽飾りと花の髪飾りの作成
17.舞台の演出及び演技
18.耳飾の作り方
19.香料の製造調合法
20.宝石や装飾品の正しい用い方
21.魔術や呪術
22.手先の器用さまたは手芸
23.料理
24.果汁、シャーベット、カクテル等の造り方
25.仕立て屋の仕事と裁縫
26.編み糸による動物や花の飾り・玉飾りなどの作成
27.ナゾナゾ、字探し、判じもの
28.詩句を反復する遊び(詩によるしりとり)
29.物まね、模倣術
30.朗読、詠唱を含む読書
31.早口言葉の研究
32.剣術・木刀術・六尺棒術・弓術
33.推理・推論
34.木工・大工仕事
35.設計術・建築技術
36.金貨や銀貨、宝石類についての知識
37.化学、鉱物学
38.宝石類や玉などの彩色
39.採鉱、採石の知識
40.園芸術
41.闘鶏・闘羊の知識
42.オウムと椋鳥に言葉を喋らせる法
43.香料入り軟膏によるマッサージ及び整髪
44.暗号を解読する法
45.言葉の形を変えて話す法
46.言語と方言の知識
47.花車の飾り方
48.神秘的な図形の書き方、呪文のかけ方、護符の作成
49.頭の訓練
50.作詩
51.辞書及び単語集の知識
52.変装の方法に関する知識
53.粗末なものを高級品に見せる技術
54.さまざまな賭博法
55.呪文によって他人の財産を手にいれる法
56.若者の運動技能
57.社交原則、他人を敬い賛辞する法
58.戦術、武器、軍隊の知識
59.体操の知識
60.人相術
61.韻律の知識
62.数学的な遊び
63.造花作り
64.粘土による彫像、肖像作り


気立てが良く、美人でその他人好きのする性格に恵まれ、しかも上記の技芸に通じた婦人はガニカ、すなわち高等内侍の名を与えられ、男の集まりでは栄光の座を占める…男でもこれらの諸芸に精通し、能弁で、艶事の技術に長じていれば、たとえわずかの期間の知り合いでも、すぐに女性の心を勝ち得るのである…(中略)
男は64芸によって目的をとげ、第一級の女を手に入れることができる。たとえほかの点でどれだけ話題が巧みでも64芸に通じていなければ、教養ある人の集まりで尊敬されない。逆にほかの知識は無くとも、64芸に通じてさえいれば、男女の集まりで中心人物となることができる。
(「カーマ・スートラ」ヴァーツヤーヤナ著より)


う〜む、これが64芸の威力か。
ざっと64芸を見渡してみて何を感じるだろうか。数千年の時を経た今にもこれらの芸のほとんどは現代存在する他の何かに置き換える事ができる(呪術や護符の作成は無いだろうが…)。仮にこれら64芸をマスターした人を想像してみると、やはりかなり魅力的なのではないか。話題に事欠かない上、職選択の幅も広い。さらにこれら64芸を組み合わせて、独自のビジネスやアートを創造すことも可能のはず。これにカーマスートラの「艶事の技術」(笑)が加われば…鬼に金棒ですな。

男性や女性の攻略法…下手なナンパ法を研究するより、まず己を磨くのが先決なのかもしれないね。

バートン版 カーマ・スートラ角川文庫―角川文庫ソフィア


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posted by Mikura at 15:23| Comment(2) | TrackBack(0) | カーマスートラの秘儀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛の教本「カーマスートラ」を読むB

人類の六つの敵に打ち勝った王は全世界の支配者となる。
それは色欲、怒り、貪欲、無知、誇り、嫉妬である。
(「カーマ・スートラ」ヴァーツヤーヤナ著より)


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愛の教本「カーマスートラ」を読むA

愛の教本「カーマスートラ」を読む@、ではカーマスートラのほんのさわりだけ紹介したが、今回はいよいよその本質にせまる。一体カーマスートラにはどのようなことが書かれているのか。それを理解するために、「カーマスートラ」という言葉の理解から始めよう。
まずは言葉の理解から。スートラとは「教え」を意味する。そしてカーマは「愛、快楽、官能的満足」をあらわす。シンプルに解釈すると「愛と快楽、官能的満足についての教え」ということになるだろう。

しかし意味はまだまだ深い。本書の中では人間が実践すべき事柄を三つ挙げている。それは、ダルマ・アルタ・そしてカーマ。一番大切なものはダルマで、これは「宗教的価値の習得」。そしてアルタとは「富や資産の獲得」をいう。最後にカーマ。ダルマが最も重視される必要があるが、アルタやカーマをないがしろにしてはいけない。それら3つの要素のバランスが取れてこそ、真実にたどり着くことができると説く。

確かに女も富も得れずに一生坊さんのような生活をしても、人生の深みに触れることはできない。金の亡者となって愛や徳とは無縁の生活もむなしすぎる。また快楽ばかりに生きてしまっては動物と同じだ。この3つ調和を保ってお互いを衝突させないようにコントロールできるものが、人生を極めることができるというのである。

そんな大切なダルマ・アルタ・カーマであるが、もうお分かりのように「カーマスートラ」では人生の三大難関のひとつ、カーマの習得にスポットライトを当てている。
その内容は目次から抜粋すると、次のようになっている。

第一部:総論(ダルマ・アルタ・カーマの関係等)
第二部:性的結合について(性交・口淫・接吻・愛打等)
第三部:妻の獲得について(結婚のための求愛方法等)
第四部:妻について(結婚後の妻のとるべき行動等)
第五部:他人の妻について(他人の妻を寝取る方法等)
第六部:娼婦について(娼婦の心得など)
第七部:人を惹きつける法について(媚薬・誘惑・催淫等)


どうだろうか。これらの目次を見ただけでもその内容の濃さの想像がつくのではないだろうか。いやはや、カーマスートラオソルベシである。購入されたい方は、三蔵のアマゾンにご協力お願い致します。

バートン版 カーマ・スートラ角川文庫―角川文庫ソフィア


世界.jpg
posted by Mikura at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | カーマスートラの秘儀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛の教本「カーマスートラ」を読む@

最近、インドの愛の奥義「カーマ・スートラ」にはまっている。
これは数千年前に書かれたとは思えない、現代にも通用しそうなその内容にはただただ驚くばかりである。男と女の関係は時を超えて不変、そして世界共通に普遍ということなのか?

例えば本書では「愛の度合い」を次のようにあらわしている…

1.見て惚れる
2.心を引きつけられる
3.絶えず物思いにふける
4.眠れなくなる
5.やせ衰える
6.享楽の対象から遠ざかる
7.恥も外聞もなくなる
8.気が狂う
9.失神する
10.死ぬ

古人のいうところによると「男は若い女の姿や身振りなどから彼女の情熱の強弱ばかりでなく、性格・誠実度・純粋度・意志なども判断しなければならない」という。だが、カーマスートラ著者ヴァーツヤーヤナの意見によれば、容姿や身振りから性格を判断するのは不確実であり、行動・外に現れた思想・肉体の動きなどを判断するのがよいという…
(「バートン版 カーマ・スートラ角川文庫―角川文庫ソフィア」ヴァーツヤーヤナ著より抜粋)

自分にも惚れたはれたの経験はあるが、8番の「気が狂う」以降には、幸いにも?達していない。若きウェルテルの悩みにもあるように愛の最終形態は「死」であるという。
しかしこのように10の状態に目を通してみると、愛の怖さが身にしみてわかる。あなたもカーマ・スートラで勉強しないと大変なことになってしまうかもしれませんよ(笑)
面白いからシリーズものとしてこれからも紹介していくつもりです。


(カーマ・スートラについて)

約二千年前にインドの賢者「ヴァーツヤーヤナ」によって書かれた。性の技法が徹底的に探求しつくされたまさに性の聖典である。セックスは夫婦生活の幸福を左右するばかりでなく、人間の存在そのものがセックスに依存していることからも(最近は体外受精なるものもあるが)その重要性は強調してもしきれない。
性欲を刺激するための好色本などでは決してない。性の本質を理解するために、人として生まれたからには知っておきたい心得や技法が網羅されている。是非ご一読を!



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posted by Mikura at 15:04| Comment(2) | TrackBack(0) | カーマスートラの秘儀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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