生きていくということは選択の連続です。
しかし、そんな無数の選択の中において、
我々はいくつか、究極の選択というものに出会います。
○○か、○○か?
その両対象に思い入れが深ければ深いほど、
選択するときの葛藤は身を引きちぎるものとなります。
物理的にどちらか一方しか選べないという状況のなか、
選択の期限がどんどん迫ってくる…
そのときの心境たるや、焦げるような思いです。
しかしながらそんなときこそ、
自分の本質が問われていると考えなければなりません。
絶対にどちらかひとつしか取れないのであれば、
どちらかを選ばないと前に進めません。
そしてどちらを選ぶかは、その人の価値観次第なのです。
そこで揺らいでいるうちは、
真の軸を手に入れているとはいえない。
揺らぐというのは、自分の本質を理解できていないということ。
自分にとっての真偽が明確ではないということ。
そしてさらに、そんな時に一番やってはいけないことは、
「何で今、このような選択をせねばならないのか…」
と自己の運命を呪うことです。
自分を犠牲者にしたところで、問題は解決しない。
だから正解は、その運命を受け入れて「選択」をすること。
心の底から湧いてくる、静かな声に耳を傾けること。
その心の声は、真実の声です。
そして、その声にしたがって生きることが、
己の人生に責任をとることだと思うのです。
その選択をして絶対に良かったと、自分に自信をもてること。
それが一番重要なんだと思います。
一時的には騙せても、本質的には決して騙せないのが自分の心。
だから、自分の気持に誠実に、生きたい。
それが、『人生をきちんと生きる』真髄だと感じます。
自分を偽った選択をする人は、
結局何も成し遂げることは、できない。
posted by Mikura at 07:00|
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