2005年05月28日

エニアグラムの剣

社会で生きていくための自分なりの戦い方がエゴなのであろう。その戦い方は私達が成長していく過程において誰もが覚えていくもの。

エニアグラムの囚われで現されるのではないだろうか。
いわば、9種類の武器の中からひとつを選び、その武器を片手に自分や他人と戦い続ける人間たち。

あるものは完璧(Perfect)を。
あるものは愛(Love)を。
あるものは優秀(Excellence)を。
あるものは非凡(Unique)を。
あるものは知識(Knowledge)を。
あるものは忠実(Loyalty)を。
あるものは明朗(Cheer)を。
あるものは正義(Jastice)を。
あるものは安定(Stability)を。

それぞれの囚われを武器にかえて。



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2005年05月26日

エニアグラム - タイプ別グル

エニアグラムでは9つの性格それぞれに、目指すべきタイプがある。あるタイプの欠点はある別のタイプの良い点を見習う事で補われるという考え方だ。
それぞれのタイプの師匠(グル)は以下の図によって表される。

エニアグラム

それぞれの数字(タイプ)から別のタイプへと矢印が走っているのがわかるだろうか。ややこしいのだが、この矢印が始まる点がそのタイプの先生となる人だ。
例えば、タイプ1はタイプ7から矢印が始まっているので、タイプ1の師はタイプ7だということになる。以下、簡単な説明を挙げておこう。


(ひねくれ解釈)
タイプ1:堅苦しく生真面目で面白みの無いヤツ
タイプ2:オセッカイ焼きでうざったいヤツ
タイプ3:自分の成功を目指しひたすら合理的なヤツ
タイプ4:周りに順応することのできない変なヤツ
タイプ5:斜に構えてお利巧ぶった影の薄いヤツ
タイプ6:自分を守ることばかり考えてる保守的なヤツ
タイプ7:何も考えずに行動するパッパラパーなヤツ
タイプ8:気に入らないと癇癪おこす怖いヤツ
タイプ9:何も始めようとしない事なかれ主義なヤツ


(エニアグラムタイプ別グル)

タイプ1:自分や他者に対して極めて抑圧的な彼らは自由でおおらかな精神を身につける必要がある。タイプ7から楽天性を学べば心を柔軟にすることができるだろう。

タイプ2:見返りの無い愛を与えている彼らは、心の奥に隠れた真の動機(見返りを求めている)を見る必要がある。タイプ4から自己の心と触れ合うことの大切さを学び、自分の求める本当の人生を見出そう。

タイプ3:効率を求めすぎる彼らは自己の感情から遊離している。常に思考と感情の葛藤状態にあり保守的なタイプ6から効率一辺倒の世界から逃れ、多くを学ぶことができるだろう。

タイプ4:感傷的で自分の殻に閉じこもる彼らは、自己を厳しく鍛錬して世界との関係を構築していく必要がある。そのためにタイプ1の厳しさを身につけるればよい。

タイプ5:常に思考に遊んでいる彼らは外界へ打ち出る力に欠けている。野性的ともいえるパワーにあふれたタイプ8を見習い、現実世界を生きる行動力をみにつけよう。

タイプ6:心の葛藤に悩まされた挙句、保守的な行動しかできない彼らには内面の調和が必要不可欠。従って、タイプ9の内的弛緩を取り入れることでその葛藤を克服するのがよいだろう。

タイプ7:楽天的すぎる彼らには楽しい計画こそあれ、その計画を熟考し洞察する深みに欠ける。上辺だけを追い求めるのではなく、深い思考を得意とするタイプ5に学ぼう。

タイプ8:支配欲が強くものごとを強引にすすめようとする彼らには愛が必要。自己を省みないほどの愛情あふれたタイプ2の美徳を取り入れるよう努力しよう。

タイプ9:思考においても感情においても弛緩した状態にある彼らには喝が必要かもしれない。強い目的意識を持り、定めた目標に向かって冷静にひた走るタイプ3があなたの師匠だ。

いかがだろうか?
この知恵はあなたのスランプ脱出の手がかりになるはず。また、友達の悩みの相談にも役立つかもしれない。書店で見かけるエニアグラム関連の書籍の多くは、ビジネススキルでいうところの「コーチング」理論を助けるものとして紹介されている。苦手な部下を持つ上司の方、子育てにてこずっているお母さん、またパートナーとうまくいかない方など、日常生活の人間関係の多くの場面で役にたつ知恵が満載のエニアグラム。是非、活用してみてほしい。


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2005年05月25日

エニアグラム - 「囚われ」とひねくれ解釈

エニアグラムでは9つの性格それぞれに、克服すべき囚われがあるといわれている。(囚われとは、「こうあるべきだ」「こうでなければならない」という、それぞれのタイプにとっての心の「癖」を表します。)

前回の記事でも紹介したように、それぞれのタイプの性格は以下のように表されている。

タイプ1:理想が高く完全を求める人
タイプ2:愛情深く人のために尽くす人
タイプ3:成功を求め目標を達成する人
タイプ4:違いを求め個性的であろうとする人
タイプ5:人から離れて観察する人
タイプ6:安全を求め注意深く慎重な人
タイプ7:楽しみを求め冒険する人
タイプ8:挑戦的で自分の力で突き進む人
タイプ9:平和を愛し平穏な生活を好む人

そしてエニアグラムによるとそれぞれの囚われは、

タイプ1:「完璧」(全て完璧でないと許せない)
タイプ2:「奉仕」(見返りはいらないと思い込む)
タイプ3:「効率」(物事をとにかく合理的に処理)
タイプ4:「個性」(平凡さを嫌い自ら排他的に振舞う)
タイプ5:「知識」(知識のみを追求してしまう)
タイプ6:「安全」(不安から逃れて安全第一を目指す)
タイプ7:「理想」(夢や理想ばかり追い求める)
タイプ8:「強さ」(自己の弱さを隠し強さのみを演ず)
タイプ9:「平和」(混乱や困惑を極端に嫌う)

となっている。要するにそれぞれのタイプは、そのタイプであるがゆえに持っている欠点が悪く発現することもある。そしてそのダークサイドが「囚われ」と解釈されてしまうのだろう。まさしく、「短所は長所・長所は短所」。
というわけで、これをいたずら心でちょっとひねくれて解釈してみた。

タイプ1:堅苦しく生真面目で面白みの無いヤツ
タイプ2:オセッカイ焼きでうざったいヤツ
タイプ3:自分の成功を目指しひたすら合理的なヤツ
タイプ4:周りに順応することのできない変なヤツ
タイプ5:斜に構えてお利巧ぶった影の薄いヤツ
タイプ6:自分を守ることばかり考えてる保守的なヤツ
タイプ7:何も考えずに行動するパッパラパーなヤツ
タイプ8:気に入らないと癇癪おこす怖いヤツ
タイプ9:何も始めようとしない事なかれ主義なヤツ

このようになる。
突然エニアグラムが生き生きとしてきたのは気のせいだろうか。まるでタロットカードの正位置と逆位置の関係のようだ。世の中、完璧な人間なんているはずがないのだ。
「囚われ」ているからこそ、人間って面白いんだ。それぞれのタイプにとって囚われって生きることそのものみたいな…そんな人間の苦悩を垣間見せてくれる教えだ。



欲望の変容
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エニアグラムと手相 - 三蔵流解釈

今回はエニアグラムの教えを研究してきた中で、興味深い事実を発見したのでここのご紹介しておこうと思う。

エニアグラムには「中枢」という考え方がある。
人が何に重きをおいて生きているかというもので、以下の3つ(本能・感情・思考)に分けることができる。そして9つのタイプはそれぞれ3つずつのグループを作って、そのうちのどれかに必ず属している。

@「本能中枢」(タイプ1・8・9)
その名のとおり、”本能”に最も重きをおくグループ。彼らはこの中枢を使うことで意識的ではない自然な行動をとることを好む。

A「感情中枢」(タイプ2・3・4)
こちらは”感情”を優先して行動を選択するグループ。主に人間関係に関与しており、他者との交流において自分と他者との感情の動きに注目し把握したがる。

B「思考中枢」(タイプ5・6・7)
現実や他者と離れた部分で行われる”思考”の世界を最も好む。全体を俯瞰し、個々の事象を分析することで世界を把握する。

これを見ていてふと「手相」の考え方と共通する部分があることにに気付いたのだ。手相ではご存知の通り、掌に刻まれた線で性格等を占うものである。

この「手相学」において重要となる三大線は言うまでもないかもしれないが感情線・知能線・生命線だ。これらの3つの線のうちどの線の勢いが強いかによってその人が(エニアグラム的な考え方でいうと)どの中枢を好んで使うかがわかるのではないだろうかと感じたのである。

例えば手相の三大主線のうち、生命線の勢いが強く他の二線(感情・知能線)が弱い人は、知識に頼らず感情にも流されにくい人生をおくる傾向にある。そしてその生き方はエニアグラムでいうところの、タイプ1・8・9のグループに属するのではないかという仮説だ。

エニアグラムを深く研究していくと、中枢グループのそれぞれの中心にあたるタイプ3・6・9は自分の属する中枢を逆に使い辛いといった法則もあるようだ。したがって、簡単に手相の三大線と関連づけることにも躊躇いがあるが奥深いテーマだと思う。

各種占いや成功哲学などの中でもよく言われるように、人生をコントロールしているのは結局のところ、身体・思考・感情の3つである。従って、この三分野のバランスによって人間のタイプを決定している「エニアグラム」の精度は極めて高いと思われるし、人間学という意味でも興味深い。

最近、エニアグラムも書籍などで巷に広がってきているがそのお手軽なイメージとは裏腹に、かなり深い秘儀である。これからもより深い考察・研究を続けたい分野だ。


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エニアグラム - 9つの性格

エニアグラム…それはイスラムの神秘主義、スーフィズムに伝わる教え。
人間は次の9つの性格に分類でき、それぞれに乗り越えるべき試練があるという。エジプト、トルコ辺りを旅行していた頃、「スーフィズム」の寺院を何度か見かけたことがある。

通常のイスラム教はアッラーを唯一神として、他のどのような神も認めないという厳しい宗教だ。しかしこのスーフィー派はイスラム教でありながら、(誤解を恐れずに言うと)仏教的な要素をも持っている。具体的にいうと、かれらはただただアッラーを崇め奉るのではなく、自らも修行を行い、神と同一化するために励むという、修行僧のような生き方をしているというのである。その分密教的なニオイがあり、その教えにも多くの謎が隠されているようだ。そのスーフィズムに伝わる極秘の秘儀がこのエニアグラムというわけだ。

冒頭でも述べたようにエニアグラムは人間をタイプ分けし、それらの相関関係を詳細に分析してきたもので、かなり実践的な内容になっている。まずは以下のタイプのうち、自分がどのタイプに属しそうなのか想像してみてほしい。


タイプ1:理想が高く完全を求める人
タイプ2:愛情深く人のために尽くす人
タイプ3:成功を求め目標を達成する人
タイプ4:違いを求め個性的であろうとする人
タイプ5:人から離れて観察するひと
タイプ6:安全を求め注意深く慎重な人
タイプ7:楽しみを求め冒険する人
タイプ8:挑戦的で自分の力で突き進む人
タイプ9:平和を愛し平穏な生活を好む人

もし本格的に知りたいのであれば、自分がどのパターンであり、どういった性格傾向があるのかを診断できるサイトがある(日本のエニアグラムの総本山サイトだ)。それぞれの性格が陥りやすい「囚われ」についての解説もあるので試してみては如何だろうか。

日本エニアグラム学会


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posted by Mikura at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | エニアグラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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